【マタニティライフin台湾】台湾で羊水検査の巻
ただ今台湾でマタニティライフ中。
妊娠18週になった頃、羊水検査をしたので、その経験をシェアしたいと思います。
日本では倫理的な問題で賛否両論ある出生前検査ですが、
台湾では高齢出産(35歳以上)に該当する妊婦は
全員この出生前検査を受けさせられます。
(拒否することが出来るのかどうか不明なのですが)
私も選択の余地なく検査を受けることになりました。
検査前の心配事は2つ。
■赤ちゃんに注射の針が刺さらないかな…
■もし検査結果で異常が発見されたらどうしよう…
ということでした。
羊水検査をするにあたり、1カ月ほど前から台湾人の旦那が
評判の良い病院を友人から聞いたり調べてくれたりました。
台湾は口コミ文化!
周りの友人同僚が皆同じ病院をおすすめしているということで、
私たちも、いつも定期健診で通っている病院とは別の
柯滄銘婦産科 (http://www.genephile.com.tw/obs/index2.htm)を選びました。
なんと1カ月予約待ち!
羊水検査は妊娠16週~18週の間に受けないといけないようで
とりあえずバタバタと1カ月前に予約しました。
ちなみに中国語で羊水検査は
羊膜檢查(yáng mó jiǎn chá ヤンモージェンチャー)と言うそうです。
1カ月後ドキドキしながら病院に向かいました。
何時までに来て下さいと指示されていたので、その時間に合わせて病院に着くと、
ロビーの椅子に座れないほど妊婦さんがたくさん。
まず受付で個人資料の記入、そして同意書のようなものにサインをしました。
この時に、検査の種類を選べます。
■基本的な羊水検査(主にダウン症かどうかの染色体検査)
■精密な羊水検査(ダウン症に加えて、その他の病気の検査もできるそう)
その他の病気は確率的に低いということもあり、私たちは基本的な検査のみ
受けることにしました。
その後30分ほど待たされて、名前が呼ばれたので診察室へ入りました。
最初に簡単な問診がありましたが、これといって重要なことではなく
(日本では検査前にカウンセリングなどがあると聞いていましたが)
台湾ではさらっと挨拶程度で終わりました。
そして奥のベッドで寝そべって、おなかを出して、、と
いつもの検診の流れです。
エコーで赤ちゃんの位置を確認して、医者が赤ちゃんがいない場所を特定して、
赤チンのような黄色っぽい消毒をおなかに塗られて、大き目の注射器が
出てきました!
もちろん麻酔などは無いので、ぐぐっと刺される感覚はありましたが、
思ったより痛くないというのが印象です。
(腕や指にさされる貧血検査の注射のほうが痛いと思います)
注射器に上がっていく黄色い液体が見えたので、
その時初めて羊水は黄色だと知りました。
そして、この日まで性別が分からなかったのですが、
この時のエコー検査のタイミングで、なんと医者がサラッと「男だね」とポツリ。
何の前置きもなく、赤ちゃんの性別を知ることとなりました。
ベッドに寝そべってから5分もしないうちに羊水の採取は終了。
針を刺したところを特に保護することもなく、ベットから起き上がりました。
注意されたのは2点だけ
■今日運動や山登りはしないこと
■お風呂に長く入らないこと
結果は2週間ほどで連絡が来るそうで、
異常なしの場合は、メールと郵送のみ
異常ありの場合は、まず電話連絡が来るということでした。
料金ですが、当初5000元(2万円)ほどと聞いていたところ、
2000元(8,000円)程度だったので、
日本で受けるよりもかなり安いと思います。
後日郵送で、とても簡易的な書面で「染色体異常無し」といった文面と
染色体の画像が送られてきました。
何はともあれ、とてもほっとしました。
(少し時間が経ってから書いているので、詳細忘れた部分もありますが
追って追記して行こうと思います。)